やさしく、便利な選択。イオングループが広める、エシカルな買い物スタイル

「買い物かごを持ち帰りたい」——。1991年にお客様から寄せられた1枚の「ご意見うけたまわりカード」をきっかけに、イオングループにおけるエシカルな取組が始まりました。

現在はお客様の利便性を追求したマイバスケットや樹木の保護につながるレシートレス機能など、多岐にわたる環境配慮の取組を展開しています。

今回は、6月の環境月間に合わせて東京都とのコラボレーションによる「TOKYOエシカル」デザインのマイバスケットを販売しているイオン板橋ショッピングセンターを訪れ、お客様の声を起点として進化し続けるエシカルな取組について、イオンリテール株式会社のご担当者の方々にお話を伺いました。

お客様の声から生まれ、30年愛され続ける「マイバスケット」

2025年度版 TOKYOエシカルのロゴ入りマイバスケット

東京都内のイオングループ18店舗で販売中の「TOKYOエシカル」デザインのマイバスケットは、原料の一部に再生プラスチックを使用した環境配慮型商品です。レジ精算後の袋詰めの手間を省けることにより、レジ袋の削減にもつながります。また、不要な時は購入代金が返金され、回収後はリサイクルされます。
(実施店舗等の詳細はこちら:6月は環境月間 「TOKYOエシカル」デザインのマイバスケットが都内イオン各店舗で販売されます!|東京都 生活文化局)

「ご意見うけたまわりカード」に「バスケットを持ち帰りたい」という提案が書かれていたのが事の始まりでした。

「お客様から『段ボールに商品を入れると、形がなかなか安定せず持ち運びしづらいので、専用のバスケットを用意してほしい』というお声があったんです」と、ご担当者はその当時を振り返ります。

その後、2000年には「マイバスケット運動」を通じて全国に展開され、2019年には自治体と連携した「ご当地マイバスケット」を販売するなど、販売開始から30年以上経った現在も環境配慮の輪が広がっています。

(出典:東京・神奈川・千葉・山梨「イオン」で「ご当地マイバスケット」販売|イオンリテール株式会社

スマホ1台で始める「レシートレス」革命

スマートフォンでの表示例

マイバスケットが環境配慮に軸を置く一方で、イオングループではデジタル技術を活用した新しいエシカルな取組も提案しています。それが、イオングループ19社約4,000店舗で提供されている「電子レシート(レシートレス機能)」です。

2024年6月から導入されたことにより、お客様のスマートフォンで買い物履歴を確認できる仕組みができました。導入の背景を、電子レシートのプロジェクトご担当者は次のように語っています。

「電子レシートの推進は、お客様の利便性向上とともに、『イオンでの買い物体験を通じて、日々のくらしそのものが自然とサステナブルにつながる社会をつくる』というきっかけにつながりました。提供開始から約8カ月で発行2,000万枚を達成し、急速に普及しています。お客様からは『後で何を買ったかが確認ができる』『財布の中にレシートが増えるのを防げる』といった喜ばしい声が寄せられました」

そして、店舗スタッフからも「レシートのロールを準備する機会が減ったことで、紙の使用を減らせた」という声が寄せられているといいます。
紙の削減を通じて地球環境や資源の保護にもつながるため、人と環境にやさしい取組であるといえるでしょう。

3Rで変える日常の選択|「えらぼうキャンペーン」が描く循環型社会

イオングループでは、6月の環境月間に合わせて「えらぼう。未来につながる今を」フェアを開催し、全国のイオングループの店舗で環境配慮型商品の販促活動を展開。
3R(リデュース・リユース・リサイクル)を軸に、通常は店内の各所に分散している環境配慮商品を一つにまとめて陳列する取組を行っています。

「環境配慮型商品をまとめて陳列することによって、お客様の環境への意識をより高めることが目的です。具体的には、マイボトル用の粉末飲料、ラベルレス商品、紙パッケージ化商品などを展開しています。最近では、製造工程から環境配慮を取り入れたメーカー連携商品も増加しています」と同フェアのご担当者は、取組内容を詳しく説明されていました。

千葉県の大型店舗からスタートしたこのフェアが全国へ広がったことで、お客様の購買行動の変化も見られるようになったといいます。担当者は「水筒を使う人が増えているなど、実際にエシカル消費につながる商品を使っている方が多くなったことを実感しています」とその手応えを語ってくれました。

絵本のまちで開花する環境教育|板橋区と紡ぐSDGsの挑戦

イオン板橋ショッピングセンターでは、地域特性を活かした取組にも積極的です。板橋区は「絵本のまち」として知られ、区立図書館では世界各国の絵本が展示されています。
この地域資源を有効活用する形として、板橋区職員がSDGsの17項目それぞれに関連した書籍を1冊ずつ選定。ショッピングセンター内の書店と連携し、店内に特設コーナーを設けて展示しました。

「区民の方々にSDGsを知っていただくためにも、イオンのSDGsフェアに賛同しました」と、取組に至った背景について、企画に携わったご担当者から語っていただきました。

日々の買い物から、社会が変わる

今回は、イオングループが手がけるエシカルな取組をご紹介しました。
マイバスケットや電子レシートの利用は、日々の買い物で行える「小さなエシカルアクション」であるとともに、私たちのライフスタイルにも寄り添う提案と言えるのではないでしょうか

日々の買い物でできるエシカルアクションには、商品棚手前に置かれた賞味期限が近い商品を買う「てまえどり」や、地域で作られた野菜など「地産地消」の商品を買うことなどもあります。

皆さんも、ご自身の暮らしにあった「エシカルな買い物スタイル」を見つけてみませんか。一人一人の小さな行動がつながることで大きな輪となり、買い物を通じて社会が変わる未来が訪れるかもしれません。

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