【手軽×おいしい×やさしい】フードロス解消レシピ3選

フードロスとは、まだ食べられるにも関わらず廃棄されてしまう食品のことです。日本では年間472万トンもの食品が廃棄されており、これは日本人が一人当たり毎日おにぎり約1個のご飯を捨てているのに近い量になります。
(参考|農林水産省「食品ロスとは」

今回は、フードロスを手軽に解消できて、おいしく、地球にやさしいレシピを3つご紹介します。

 

「だいこんのつま」のいももち

お刺身の付け合わせとして定番のだいこんのつま。捨てるのはもったいないけれど、そのまま食べるのも抵抗がある。そんなときにおすすめしたいのが、「だいこんのつま」のいももちです。

普段のいももちに、みじん切りにしたつまを混ぜ合わせることでおいしく食べきれます。つまは調理前によく洗ってから使いましょう。

<材料>2人分
だいこんのつま 60g
じゃがいも 130g
片栗粉 25g
サラダ油 適量

 

    <作り方>

  1. だいこんのつまを湯通しし、水気をよく切り、みじん切りにする。じゃがいもは皮をむき、一口大に切って、火が通るまで茹でる。
  2. ボウルに(1)を入れて、つぶすようにこねる。さらに片栗粉を加え、こねる。
  3. (2)を食べやすい大きさで、楕円形の平たい形に整える。
  4. フライパンにサラダ油をひき、(3)の両面を焼く。焼き色がついたら、皿に盛り完成。

【使いきり】「だいこんのつま」のいももち

 

キャベ芯カツ

固くて食べづらいキャベツの芯は、カツにすることでおいしく食べられます。衣に味をつけてあるので、揚げたてをそのままいただきましょう。

キャベツの芯は鮮度のよいものを使用し、変色したものは使わないようにしてください。また、均等の厚さに切り、衣はしっかり押さえつけるようにすると剥がれにくいですよ。

<材料>2人分
キャベツの芯 60g
小麦粉 大さじ1と1/2
大さじ1と1/2
中濃ソース 大さじ1/2
乾燥パン粉 1/3カップ
サラダ油 大さじ2

 

    <作り方>

  1. キャベツの芯は半分に切る。
  2. ボウルに小麦粉、水、中濃ソースを入れて混ぜる。
  3. (1)を(2)に入れて衣をつけ、乾燥パン粉をまぶす。
  4. フライパンにサラダ油を入れて、中火で(3)を揚げ焼きにする。(片面約2分ずつ)
  5. (4)の余分な油を切って、皿に盛り完成。

【使いきり】キャベ芯カツ

 

だしがらディップソース

だしを取った後の昆布や出しパックの中身の活用法として、洋風なディップソースはいかがでしょうか。和風アレンジに飽きてしまった方に、ぜひお試しいただきたいレシピです。お好みの野菜やパンはもちろん、焼いた魚や肉料理にかけてもおいしく食べられます。

<材料>
だしを取った後の昆布 25g
だしパックの中身(だしを取った後) 1袋分
にんにく 2片(15g)
牛乳 2カップ
小さじ1
オリーブ油 50ml
野菜(お好みのもの) 適量
食パン 適量

 

    <作り方>

  1. だしを取った後の昆布をみじん切りにする。だしを取った後のだしパックの中身を取り出す。にんにくをおろし金で卸す。
  2. 鍋に牛乳、(1)を入れ、強火にかける。沸騰したら中火にして、ときどき混ぜながら約15分間加熱する。(★)
  3. (2)が半量くらいに煮詰まったら、塩を加える。
  4. (3)をボウルに移し、オリーブ油を少しずつ加えながら、泡だて器で混ぜる。
  5. (4)を器に盛りつけ、完成。お好みの野菜やパンを付けていただく。

★ミキサーがある方は、手順(2)の前に半量の牛乳と(1)をミキサーにかけてから、残りの牛乳と合わせて加熱することにより、なめらかな食感に仕上がります。

【使いきり】だしがらディップソース

 

おいしく食べてフードロス解消に貢献

メインの食材でないものは、消費方法に迷うことも多いでしょう。しかし、ほんの少しの工夫で手軽においしく食べきれるようになります。

クックパッド「消費者庁のキッチン」では、食材を無駄にしないレシピが多数掲載されています。ぜひいろいろなアレンジを楽しみながら、フードロス解消に気軽に取り組んでみませんか。

記事一覧へ