人も地球も満たされる未来にやさしいコスメ。株式会社Beを紹介

持続可能な地球環境の実現のために人や環境、社会に配慮するエシカル消費は、普段何気なく使っているコスメにも取り入れられています。

エシカルコスメの明確な定義はありませんが、地球環境に配慮した商品、労働者から搾取をせずフェアトレードの原材料を使用している商品、動物実験をしていない商品などが当てはまります。

また、エシカルコスメは人や環境にやさしいだけでなく、添加物などを使用していないため肌にも刺激が少なく、世代を問わず人気。毎日使うコスメをエシカルコスメに変えることは、エシカル消費の第一歩です。

今回はTOKYOエシカルのパートナー企業・団体から、エシカルコスメなどのプロダクトを展開する株式会社Beを紹介します。

サステナブルビューティーブランド『Be』の製品

株式会社Beは、スキンケア、ヘアケア&ボディケア、インナーケア製品を取り扱うサステナブルビューティーブランド『Be』を展開しています。

Beという名前は、以下の3つが由来です。

  • 人生の基盤となる肌、体、心をつくるBase
  • 理想の自分を実現させる、Become
  • 存在する、ここにある・いる状態を表すBe

2018年からスタートした、サステナブルビューティーブランド『Be』が目指すのは、「地球と子供たちの未来のためにやさしい社会をつくること、そして人生の充実、満足度を高めるために健やかな心と体をつくること」だといいます。Beはこれまで理想の社会と個人の幸せの実現のために、さまざまな製品を開発してきました。

健康な地球環境のために

フラッグシップショップ「Be Organic丸の内本店」の様子

Beは「人も地球も満たされる選択を当たり前に」をビジョンに掲げ、「身体が健康であることはもちろん、その土台となる地球環境も健康であるべき」と考えています。

少しずつ環境汚染などに蝕まれている地球の健康を取り戻すため、サステナブルな取り組みを行って地球環境の未来に貢献していくのが活動の目的と言います。

オーガニックをもっと身近に

オーガニックコスメは、人にも地球環境問題にもポジティブな選択のひとつですが、Beのほとんどの製品は、オーガニック認証の中でも厳格な「エコサートコスモスオーガニック認証*1」を取得済み。
(*1)フランスのトゥールーズに本部があるオーガニック認証の審査などを行う機関が認証したもの

「オーガニックコスメをもっと身近に、あたりまえに感じてもらいたい」と、東京・丸の内にあるフラッグシップショップ「Be Organic」で世界の10種類以上のオーガニック認証、ヴィーガン認証を取得した300以上のアイテムを展開しています。多くの人にオーガニックコスメを体験してほしいというのがBeの願いです。

使用済み容器の回収ボックス

容器回収リサイクルプログラムでCO2削減に貢献

「地球の気候変動危機に対応したい」という想いから、使用済み容器を回収して再度ボトルに生まれ変わらせる「Be ecorecycle project」を行っています。
「地球のため、私たち自身のために、できることから環境負荷を減らしたい」と考えた同社では、廃棄の際に容器を燃やすとCO2が発生する点だけでなく、原料から容器を製造する際にも多くのCO2が発生する点に着目し、容器の回収をスタートしました。

現在は、スキンケア、ヘア&ボディケアシリーズのほとんどのアイテムの容器で、100%リサイクル樹脂を用いた「メカニカルリサイクルPET」を採用しています。

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