食べて、作って、学んで体感。「TOKYOエシカルマルシェ」の多彩な魅力をレポート
TOKYOエシカルでは、2025年11月22日(土)~24日(月・振替休日)の3日間、駒沢オリンピック公園中央広場で「TOKYOエシカルマルシェ」を開催しました。
今回は聴覚障害者のための国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」に併せて行い、会場では同大会の関連イベント「スポーツFUN PARK」・「スポーツフェスタ2025 in 駒沢オリンピック公園」と同時開催。
TOKYOエシカルのブースには、3日間合計で1万5000人ほどのお客様が来場されました。都内在住の幅広い世代の方々をはじめ、デフリンピックの競技観戦に来られていた聴覚障害のある方や外国の方など、多様なお客様にエシカル消費やTOKYOエシカルの取組などを知っていただく機会となりました。
期間中はTOKYOエシカルのパートナー企業・団体によるエシカル消費を体感・体験できるマルシェやワークショップ、キッチンカー、ゲストをお迎えして行ったステージイベントなど多彩なコンテンツが展開しました。
本記事では、3日間にわたって開催されたイベントの様子をお届けします。
世界と日本から届く、想いのこもったエシカル商品
マルシェのブースには、パートナー企業・団体が手がける人や社会・環境に配慮した商品が数多く並び、来場者の興味を惹いていました。
株式会社スガイワールド
株式会社スガイワールドは、「遊び心溢れる商品を企画、製造する」をコンセプトに、環境への配慮と楽しさを両立させた商品を販売していました。
動物をモチーフにした文具は、生分解性のFSC認証※紙でできており、環境にやさしい素材で作られています。プラスチックのような強度もあり、耐久性があることが特徴とのことです。
※環境・社会・人々などに配慮して、適切に管理された森林から作られた木材や製品を認証する制度
株式会社Borderless Creations
株式会社Borderless Creationsでは「世界中から集めたエシカルな日用品と生活雑貨」をコンセプトに、グローバルな視点でエシカル商品をセレクトしています。
同社ではマイクロファイバーによる海洋汚染問題に着目し、商品の一つである洗濯ネットは、洗濯時に衣類の繊維くずから出るマイクロプラスチックの海洋流出を防ぐ特徴があるといいます。
親子で楽しめるものづくりワークショップ
3日間を通じて、子どもから大人まで楽しんでエシカル消費を学べるワークショップも開催しました。
有限会社ライオットオブカラーズは「ハギレで作るアップサイクルチャーム」のワークショップを実施。参加者はカバンの製造時に生じた色とりどりの端切れ生地を使って、魚の形をしたチャームを作りました。
はさみや接着剤を使ってオリジナルのチャームを作っていく中で、「ZERO WASTE DESIGN(棄てないデザイン)」をコンセプトに、持続可能なファッションを作る同社の取組も伝えていました。
食べることが応援になる、エシカルフードのキッチンカー
Evolution株式会社の農家支援のキッチンカー「eat for」は「食べることが、社会貢献に。」をモットーに活動しており、農家から規格外野菜を中心に購入するなど、フードロスの削減や生産者支援につながる工夫をしているといいます。
当日は厳選スパイスを使った本格カレーや国産食材使用の生姜焼き丼など複数のメニューが用意され、午後には売り切れ商品が出るなど来場者の人気を集めていました。
エシカル消費を楽しく知る エシカルキックターゲット
当イベントではTOKYOエシカルアンバサダーで俳優の鈴木福さん考案による「エシカルキックターゲット」が子供たちから注目を集めていました。
参加者は「マイバッグやマイボトルを利用する」「必要なときに必要な分だけ購入する」など、9つのエシカルアクションが書かれたパネルを選択し、狙いを定めてサッカーボールを蹴ります。
ゲーム感覚でエシカル消費を学べるだけでなく、パネルに当たったときはノベルティのプレゼントもあり親子連れを中心に賑わいを見せていました。
エシカルアクションのヒントにつながる多彩なステージイベント
3日間にわたって開催されたステージイベントでは、ゲストがそれぞれの視点からエシカル消費について分かりやすく来場者に伝え、会場を盛り上げました。
11月22日(土)WoWキツネザルさん
WoWキツネザルさん
環境系エンターテイナーのWoWキツネザルさんは、自身の生物多様性を守る活動から得た経験をテーマにしたクイズショー実施。地球に生息する生物の数や環境問題に触れたあと、未来のために一人一人ができることをエシカル消費の観点からクイズを出題しました。
終盤には来場者へ「友達や家族、生き物や自然を大切に思う気持ちがあれば、誰でもエシカル消費はできます」と伝え、人や環境を思いやるエシカルアクションの大切さを広めました。
11月23日(日)髭男爵さん
(写真左から)ひぐち君さん、山田ルイ53世さん
お笑いコンビの髭男爵さんは、来場者と一緒にエシカル消費を楽しく学ぶトークショーを実施。冒頭はおなじみのショートコントなどを披露し、会場は笑いに包まれました。
その後、お二人は普段の消費行動を振り返ってエシカル消費に結びつくアクションを見つけたり、クイズを通じてTシャツ1枚を作るのに必要な水の量や食べ残しを減らすことによる効果などを来場者と共に学び、日々の暮らしでエシカルな選択をする大切さに気づく時間となりました。
11月24日(月・振替休日)北澤豪さん
北澤豪さん
元サッカー日本代表の北澤豪さんは、「サッカーとエシカルな未来」をテーマにご自身の活動を紹介。選手時代に視覚に障害のある少年とサッカーをしたエピソードや、経済的に恵まれなかった南アフリカの子供たちへサッカーボールを届けるなど、一人一人の多様性や現状に配慮したサッカーの普及活動の様子を伝えました。
後半は会場内で行われていた「エシカルキックターゲット」を実演。狙ったパネルにシュートを決める場面や来場者にシュートのコツをレクチャーする場面もあり、会場は盛り上がりを見せました。
ステージイベント終了後には、ゲストの皆さんがTOKYOエシカルマルシェのブースに立ち寄る場面もありました。エシカルな工夫が凝らされた商品を手にとって体感したり、マルシェの出展者との対話を通じて、エシカル消費や商品などの魅力を知る時間にもなったようです。
3日間にわたって実施したTOKYOエシカルマルシェに、多くのお客さまにお越しいただき、盛況のうちに終えることができました。
来場者からは「エシカル消費に関心を持った」「アップサイクル商品に興味があり、実際に触れられてよかった」などのお声をいただき、エシカル消費を広めていく貴重なきっかけとなりました。
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エシカル消費に関する専門用語を解説しています。
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