できることから始めよう!夏にできる省エネアクションのご紹介

近年、世界の各地では異常気象や災害が発生しています。こうした課題の解決のために各家庭で節電や省エネといった環境へ配慮したアクションを起こしていくこともエシカル消費の一つです。特に暑い夏はエアコンの電気使用量が増える時期になります。
地球の未来のため、省エネに取り組んでいきませんか。
今回は夏場にご家庭でできる、省エネのための行動をご紹介します。

室外機の周辺に物を置かないようにする

室外機の吹出口の周辺に物を置いていると、冷房効果が弱まるだけでなく、エアコンの消費電力を増やす原因にもなります。室外機の周辺には物を置かず、できるだけ風通しが良い環境にしましょう。また、室外機が温まるのも冷房効果を弱め、消費電力を増やす原因になります。朝顔やゴーヤなどの緑のカーテンやすだれなどで日陰を作り、室外機に直射日光が当たらないようにするとよいでしょう。

機器の設定温度を見直す

季節ごとに機器の設定温度を変更することも省エネ効果が得られます。夏であれば温水便座の便座暖房、洗浄温水をOFFにしてみるのはいかがでしょうか。また、冷蔵庫の設定を「強」ではなく「中」にする方法もあります。庫内温度を上げないために扉の開閉時間を短くしたり、熱いものは冷ましてから入れるなどの工夫もしてみましょう。

お湯の省エネも意識する

東京都の家庭で使われるエネルギーのうち最も多いのは給湯用で、その割合は全体の約4割を占めています。(出典:家庭の省エネハンドブック2024 )汗ばむ夏はシャワーを使う機会も増えるでしょう。こまめにシャワーを止めたり、節水型のシャワーヘッドに切り替えるという方法もあります。お風呂に入るときは追い炊きが必要ないように間隔をあけずに入浴するなど、お湯の使い方にも気を遣うようにすると良いですね。

「省エネに取り組む」というと、我慢が必要だったり、難しそうなイメージを持たれる方もいるかもしれません。
しかし、暑い夏の時期でも日々の生活の中からちょっとした工夫をするだけで、省エネライフは無理なく実現することができます。
東京都では電力を<Ⓗへらす・Ⓣつくる・Ⓣためる>HTTという取組をしています。家庭でできる節電対策もまとめているのでぜひご参考にしてください。(参考サイト:HTT <電力をHへらす・Tつくる・Tためる>を進めよう|地球環境・エネルギー|東京都環境局 (tokyo.lg.jp)
また、「環境・脱炭素」のためのボランティア活動を応援するセミナーも開催予定です。(参考サイト:東京都主催「デコ活アクション ~森も街もみんなで美しく~ 第7回ボランティアを応援するセミナー」7/8(月)開催!

自分ができることから環境に配慮した行動に取り組んで、地球の未来を守っていきましょう。

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