イオンリテール株式会社が提案する「環境にやさしい買物スタイル」をご紹介

資源を有効活用する取組として、3Rに注目が集まっています。
3Rとは「Reduce(リデュース)…資源の消費、廃棄物の発生をもとから減らす」「Reuse(リユース)…繰り返し使うことで廃棄物を減らす」「Recycle(リサイクル)…資源として再び利用することで、廃棄物を減らす」で、これらの頭文字を取った3つのアクションの総称です。
今回はイオンスタイル品川シーサイドを訪れ、この3Rの手法を取り入れ、持続可能な社会の実現に向けて様々な取組みを行っているイオンリテール株式会社のご担当者の方に店舗で展開している身近で取り入れやすいエシカルな買い物スタイルについてお話を伺ったのでご紹介します。

お持ち帰りに便利でレジ袋削減につながる「マイバスケット」

TOKYOエシカルのロゴが入った「マイバスケット」

6月の環境月間に合わせて、東京都内の「イオン」「イオンスタイル」「ザ・ビッグ」の18店舗において「TOKYOエシカル」のロゴマークがデザインされた東京都ご当地マイバスケットが販売されています。(実施店舗、販売価格等の詳細はこちら:TOKYOエシカル ロゴ入りマイバスケット販売|My TOKYO – 東京都公式ポータルサイト)

「マイバスケット」を利用したお買物のイメージ

マイバスケットとはお買物の際にお客様にご持参いただく「お持ち帰り専用かご」。レジ精算後の詰め替えの手間を省くことができます。バスケットそのものにも、サトウキビを原料にした認証済みバイオマスを30%配合し、環境に配慮されている製品です。また不要になった際は購入時の代金が返金され、回収したカゴはリサイクルされます。
レジ袋削減のための取り組みの一環として始めたマイバスケット。エシカルである点に加えて、カゴに入れた商品をそのまま持ち帰れる利便性がお客様から好評とのこと。

繰り返し使える「Loop」リユースプラットフォーム

「Loop」商品売り場の様子(イオンスタイル品川シーサイド)

関東・近畿・静岡県・広島県のイオン・イオンスタイルでは「Loop(ループ)」リユースプラットフォームを導入している店舗があります。(取り扱い店舗など詳細はこちら:ゼロ・ウェイスト「Loop」取り扱い店舗 | イオン (aeonretail.jp)
「Loop」とは、これまで使い捨てされていた洗剤などの日用消耗品や食品や飲料などの容器を再利用可能なものに変え、容器の繰り返し利用を実現する、Loop Japan合同会社が手掛ける循環型ショッピングプラットフォームです。使い捨てプラスチックなどの廃棄物を削減するだけでなく、消費者には空き容器の返却で容器代が返却されるというメリットもあります。
ガラスやステンレスなど再利用可能な容器はデザインもおしゃれ。商品売り場の隣に容器を回収するボックスが設置されているのも、使い終わったら買物のついでに容器を返却できるので便利です。

空き容器は店舗の「Loop」の回収ボックスに返却する仕組み

「数多くの実店舗を持つイオンリテール株式会社が参画することで、”使い捨て”から”繰り返し使う”という新たなライフスタイルへのお客様の関心が高まるきっかけになればと考え、この取り組みを始めました」と「Loop」を導入した背景を語ってくれたイオンリテール株式会社のご担当者。
「“容器のバトンを次につなごう”をキーフレーズとして、日本社会に容器リユースがより定着するように働きかけていきます」と今後の展望についてもお話しいただきました。

今回は「イオンリテール株式会社」が取り組んでいる「マイバスケット」と「Loop」について、それぞれご紹介しました。どちらの取組も環境に配慮していることに加え、利用されるお客様にとってもメリットがある点で共通しており、自然とエシカル消費につながる行動を促せるような仕組みになっています。
みなさんも日々のお買物を通して資源を使い捨てにしないライフスタイルを目指していきませんか。

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