子どもたちの想いが、未来を動かす|エシカルアクションコンテスト表彰式実施レポート

令和8218日(水)に東京都庁において「エシカルアクションコンテスト」表彰式を開催いたしました。当日は受賞した12名の子どもたちとその保護者が出席し、賞状を手にした子どもたちの晴れやかな笑顔が会場に広がった特別な一日となりました。

本レポートではその様子をお伝えします。

消費生活部長挨拶|子どもたちへの期待を胸に

東京都生活文化局消費生活部長による挨拶の様子

東京都生活文化局消費生活部長による挨拶の様子

はじめに、生活文化局消費生活部長より挨拶がありました。

コンテストに込められた想いを伝えたあと、作品への印象について「作品には工夫やアイデアが随所に盛り込まれており、普段からSDGsを考え、周りに伝えたいという想いを感じ取れました」と、子どもたちの豊かな表現力に感銘を受けたことを伝えました。

さらに、入選作品をカレンダーにして都内全小学校に配布し、教室に1年間掲示する予定であることも紹介。子どもたちの想いがカレンダーを通じて広がっていくとともに「コンテストをきっかけに、これからもエシカルな行動を続けてくれると嬉しいです」と願いを込め、挨拶を締めくくりました。

表彰状授与|晴れやかな笑顔とともに、受賞の瞬間へ

次に、表彰状の授与が行われました。最初に名前を呼ばれたのは、最優秀賞(東京都知事賞)を受賞した田中夢乃さん(国立学園小学校4年)。

司会から名前が呼ばれると会場内に大きな拍手が沸き起こった後、表彰状が読み上げられます。田中さんは表彰状を丁寧に受け取り、深くお辞儀をする姿が印象的でした。

優秀賞(生活文化局長賞)には、日髙夏紀さん(品川区立小山台小学校5年)と藤川眞白さん(文京区立湯島小学校6年)の2名が選ばれ、それぞれ壇上へ。その後、入選の9名にも表彰状が手渡されていきます。

あたたかい拍手に包まれる中、緊張しながらも笑顔で賞状を受け取る様子は、作品づくりに向き合ってきた努力が報われた瞬間のように感じられました。

各受賞作品は、TOKYOエシカル公式ホームページにて公開中です。子どもたちがそれぞれの視点でエシカル消費と向き合った作品をぜひご覧ください。
▶URL:https://www.ethical-action.tokyo/articles/5314/

TOKYOエシカルアンバサダー 鈴木福さんからのメッセージ

受賞者の子どもたちへビデオメッセージを送るTOKYOエシカルアンバサダー 鈴木福さん

受賞者の子どもたちへビデオメッセージを送るTOKYOエシカルアンバサダー 鈴木福さん

表彰状の授与が終わると、TOKYOエシカルアンバサダーの鈴木福さんから寄せられたビデオメッセージがモニターに映し出されました。

作品に込められた地球への想いや未来を大切にする気持ちを汲み取り、「その一枚一枚が、これからの世界を変えていく一歩につながってほしい」と、期待を込めて語る鈴木さん。子どもたちのイラストを見て、自身もエシカル消費への意識を新たにしたことを明かし「小さな歩みでも、身近なところからの行動が大きな力になる」と言葉を重ねます。

最後に、「未来を輝かせるのは、特別な誰かではなく、一人ひとりの行動です。これからも一緒に頑張っていきましょう」という言葉で締めくくり、子どもたちへの温かいエールを送りました。

最後に受賞者の子どもたちで集合写真を撮り、表彰式は終了となりました。

受賞者インタビュー|一枚のイラストに込めた、それぞれの思い

最優秀賞(東京都知事賞)を受賞した田中夢乃さん

最優秀賞(東京都知事賞)を受賞した田中夢乃さん

表彰式後に受賞者の子どもたちへ感想などを伺いました。

最優秀賞(東京都知事賞)を受賞した田中夢乃さんに、受賞の知らせを聞いた時の気持ちを尋ねると、「皆さんに自分の絵を通じて、エシカルアクションについて知ってもらえるのがうれしかったです」と満面の笑顔で答えてくれました。

田中夢乃さんの作品

田中夢乃さんの作品

こだわった点として挙げたのは、「世界のどこにいてもエシカルアクションはできるということを伝えたくて、外国の人をイメージしながら後ろ姿を描いた」というアイデア。国籍を問わず誰もが実践できるというメッセージが、作品の細部にまで丁寧に込められているのが手に取るように感じることができました。

最後に「エシカルアクションを考えていても、小学生は伝える場所や相手が分からないことが多いですが、サイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)でいてはいけないと思います。私たちが学んだこと、考えたことを伝えれば、きっと未来は変えられると信じています」と、力強い眼差しで話してくれました。

入選を果たした栗原紬さん

入選を果たした栗原紬さん

入選を果たした栗原紬さんは、作品で一番こだわったのは文字のデザイン、一番大変だったのは冷蔵庫の中を描くことだったと話してくれました。自宅の冷蔵庫を思い浮かべながら丁寧に描き上げた作品には、食品ロスをなくしたいという想いが詰まっています。

栗原紬さんの作品

栗原紬さんの作品

これからやりたいことを尋ねると、「ゴミを出さないように、地球をきれいにできるように頑張りたい」と、真っ直ぐな想いをにじませて言葉を届けてくれました。

今回入選した12作品は、オリジナルカレンダーに掲載し、都内の全小学校約1,400校へ配布されています。教室に掲示されることで、作品に込められた想いが子どもたちへと広がり、エシカル消費への関心を高めることも期待されます。
また、カレンダーには、各イラストに関連するSDGs目標も併せて紹介されており、社会課題とのつながりを学べる工夫も施されています。

本カレンダーは以下のページからダウンロード可能です。ぜひご家庭に掲載して、日々のエシカルな暮らしのヒントとしてご活用ください。
▶URL:https://www.ethical-action.tokyo/documents/ethical-action-calendar-2026-2027.pdf

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エシカル消費に関する専門用語を解説しています。
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