おいしく食べてエシカル消費?地産地消のすゝめ

6月も中盤になり夏本番を迎える7月が近づいてきています。暑い夏の時期は、栄養価が高く夏バテ防止に効果のある旬の食材を積極的に取り入れていきたいところです。ビジネス街や観光地のイメージがある東京都にも様々な農林水産物があり、旬の食材を購入して味わうことができます。
地域で生産された農林水産物をその地域で消費する「地産地消」は、輸送のためのエネルギーを減らしたり、地域の生産者の収入を上げることで地域活性化にもつながるエシカル消費行動の一つです。

今回は地産地消について、身近にできる取り組みをご紹介します。

意識的に地域の食材や製品を購入する

スーパーなどへ買い物に行くと、野菜・お肉・鮮魚など様々なコーナーでその地域産の食材、製品を見かけることがあると思います。また、スーパーによっては地場農産物コーナーが設置されていることもあります。意識的に地域産のものを選ぶことは、地産地消の身近な取り組みの例のひとつです。

地産地消を取り入れた飲食店で食事する

外食時、地産地消を取り入れた飲食店を選ぶことや、入ったお店でその地域産の食材を使ったメニューを選ぶことも地産地消につながります。
また、出掛け先でその土地の伝統的な郷土料理を食べることも、地産地消の取り組みになります。郷土料理は、その地域の産物を上手に活用し、風土にあった食べ物として作られています。

農産物直売所で購入する

東京都を含め、日本全国にその地域の農産物や加工品を販売する農作物直売所が数多くあります。直売所は、卸売業者を介さず生産者から直接購入することができるため、地域農業の活性化につながります。
パートナー企業の株式会社corotでは、東京の地産地消を推進するオンラインの野菜直売所「食べるTOKYO」を運営しています。こうした直売所で東京の野菜や果物を購入するのもいかがでしょうか。

地産地消は日常のちょっとしたことから実践可能なエシカル消費行動の一つです。日々の暮らしのなかで、できることから地産地消を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
パートナー団体の公益財団法人 東京都農林水産振興財団が運営している「TOKYO GROWN(トウキョウ グロウン)」のサイトでは東京都の農林水産物について学ぶことができます。こちらのサイトもぜひご覧ください。

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