傘の使い捨てを減らそう!傘に関するエシカル行動の紹介
梅雨の時期が近づいてきましたね。傘の出番が増えるころです。
雨の日に役立つ傘ですが、ビニール傘の使い捨てや置き忘れが近年問題になっています。
みなさんは日本でビニール傘が年間どれくらい消費されているかご存知でしょうか。その数は年間で約8,000万本といわれています。
(出典元:東京ガス|~ビニール傘年間約8000万本消費の日本~◆「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」へ東京ガス参画)
ビニール傘は金属やプラスチックなどで作られており分解が困難で、捨てられた傘の多くは処理のために埋め立てられ、環境に大きな負荷を与えています。
そこで今回は傘について、私たちができるエシカル行動をご紹介いたします。
お気に入りの傘を持ち長く使う
梅雨の時期に備えて自分のお気に入りの傘を見つけてみるのはいかがでしょうか?
ファッションアイテムのひとつとして、好みの色やデザインの傘を買ってみると愛着もわくのでは。
また、強風で骨が折れてしまったり、パーツが破損してしまった場合には、傘も靴やかばんと同じように修理することができます。
長く愛用することが、捨てられる傘を減らすことにつながります。
折りたたみ傘を携帯する
コンパクトで持ち運びやすい折りたたみ傘を常にかばんに入れておけば、急な雨に降られてビニール傘を買ってしまう…ということもなくなるでしょう。また、かばんに入れておくことができるので、置き忘れの防止にも。
軽量タイプのもの、日傘としても使えるもの、機能性に優れたタイプのものなど、さまざまなタイプがあります。調べてみてお気に入りの傘を見つけてみましょう。
素材を意識する
お気に入りの傘を持つことや、折りたたみ傘を携帯するといった行動に加えて、傘に使われている素材にも意識を向けてみてはいかがでしょうか。
耐久性に優れた素材、環境にやさしい素材、リサイクル可能な素材などがあるので、傘選びの際にぜひチェックしてみてください。
今回は梅雨の時期が近付いてきたので、私たちができる傘についてのエシカル行動をご紹介しました。上記はあくまでも一例にすぎません。みなさんも梅雨の時期だからこそできるエシカル行動について、ぜひ実践してみてください。